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困惑すること。

ヘアーサロンにて。
シャンプー時に「かゆいところありますか」と聞かれること。
もしあったとしても、具体的に言えないし。
「北緯38度、東経120度」とか言えばいいのだろうか?

パーマをかけるとき、待ち時間におしぼりを渡されること。
渡されたので一応、なんとなく手を拭いてみたりもするけど
なぜ、おしぼり、なのか。わからない。

歯科医院にて。
椅子を倒したまま放置されて、歯科衛生士がせっせと片付けをしているとき。
情けないっす。

そうそう瞬間って日常にけっこうあるものだ。
こんなふうに感じるのは、
ワタシだけだろうか?

大海原を前に。

県立図書館へ行く機会があった。

せっかくだから本を借りようかと思い眺めてみたが
どこから手をつけていいのかわからず
呆然と立ち尽くすのみ。

考えてみればブックストアにはPOPがあり
「ワタシを読んで」「ワタシを買って」と
語りかけてくる。
しかし図書館では整然と並んだ本が
選ばれるのをひっそりと待っているだけ。
語りかけてくる声は聞こえない。
自分で大海原に漕ぎださなければ
何も手にいれられないのだ。

読みたいと思った本をメモしておけばいいのだろうが
つい忘れてしまう。

結局この日も何も借りずに帰ってきた。
JUGEMテーマ:つぶやき。

冬のキオク。

その晩
彼に呼び出されて
夜遅い時間にドライブに出た。

言葉少なに話しながら
しばらく走った後で
彼が車を止めた場所は
とある公園。

別れ話に決着をつけるために
どうしても必要だった時間。
彼はもう何も言わなかった。
ただ黙って煙草に火をつけた。

車をおりて公園をすこし歩く。

このとき目の前に広がった景色に
私は息を飲んだ。

満天の星空の下
湖面に浮かぶたくさんの真っ白な白鳥。
呼び合うやさしい鳴き声。

気持ちはきっぱり決まっていた。
彼との恋は終わった。

今ごろの季節になると
ふとあの夜の景色を思い出してしまう。

予定は、未定。

手帳の休日の欄は、なるべく空欄がいい。
予定は、未定。
何をしようか、その日の朝起きてから考える。

お天気ならふとんを干して
窓ガラスを拭いて
大きなものを洗濯したい。

もしも雨なら
バスルームを洗って
台所をぴかぴかにして
お菓子を焼くのもいい。

前から計画してでかけるのではなく
思いつきでどこかへ行こう。
それがなんだかオトナの気分。

荷物はちょっとでいい。
カメラとお気に入りのコーヒーと
ブランケットを持っていこう。

予定は、未定。
それは自由な時間の切符だから。

「アイシテル」って言わせて。

「アイシテル」という言葉は、何度も口にするとそのチカラが減る。
彼はそう思っていた。
だから大切な人にも
ひんぱんに「アイシテル」とは言わない。
「ダイスキだよ」とだけ口にするのだった。

だから彼女は「アイシテル」と言いたくても
「ダイスキ」と言うことで我慢していた。
そしてホントは
「アイシテル」って言いたいと思っていた。

ある日彼女が「ダイスキ」と言った。
すると彼は「アイシテル」と言った。
彼女の顔に笑顔が広がった。
「アイシテル」と彼女も言った。

「アイシテル」は擦り切れたりなんかしない。
どんどんそのチカラは強くなるだけ。
彼は言霊を信じはじめた。

もっと「アイシテル」と言わせて。
「アイシテル」を聞かせて。

桃。

今シーズン、はじめての桃を買ってみた。
1個だけ。380円のぜいたく。

ムスメが自分でむきたいという。
桃をむくのはりんごよりすこしむずかしい。
思いきってやらせてみる。

切り分け方を教えると、ムスメはじょうずにむいてみせた。
「芯のまわりは、むいたひとのごほうびなんだよ」というと
うれしそうにむしゃぶりついた。
3人で分け合って食べる
長野で採れたという桃は
いいかおりがして
あまくて
とてもおいしかった。

「桃をむいたの、はじめてだよ!」

得意げに笑うムスメのほっぺは
桃みたいにつやつやのピンク色だった。

感情のスパイス。

この10年、毎年今の時期になると
夏もこれから盛りだというのに
憂鬱な気持ちに襲われる。
記憶は薄れても、
感情だけが残り香のように
ずっとまとわりついている。

それは父の末期癌宣告。

ちょうど今頃母から話があって、
翌々日にはガンセンターに入院という
急展開の始まり。

猛暑だったということと
病院通いの記憶しかなく、
かすかに覚えているのは
父と病院の玄関で見た最後の花火。

人間の記憶が薄れることはあっても
完全にはdeleteされないのは
感情のスパイスのせいだったのか。




閉所恐怖症。

ワタシは閉所恐怖症だ。
いつからなのかは定かでないけれど…。

トンネルに入ると冷や汗をかく。
窓のないエレベーターが苦手。
窓のない、あるいは窓が小さい部屋も苦手。
鍾乳洞や洞窟は論外。

はっきりと確信したのは、8年前、オットと結婚する少し前のこと。
5月の連休に、MTBのダウンヒルレースに出場する彼(現オット)にくっついて、
長野県白馬岩岳スキー場に行った。
夜はキャンプなのだが、いざテントに入って、ファスナーを閉めた途端、気分が悪くなった。
即座にテントを出て、寝袋のまま椅子に座って夜を明かそうと覚悟を決めた。
すると彼(現オット)が心配して来てくれた。怖くてどうしても中にいられない、と白状したら、
同行した仲間の車で寝られるように手配してくれた。窓から星が見えて、安心して眠った。
自分がそれほどの閉所恐怖症だとはそのときまで自覚していなかった。
理由はわからない。出られなくなることに対する恐怖が強いのだ。
高所恐怖症も、水が怖い人も、理由は分からないことのほうが多いのではないだろうか。

だから今までで最も怖かったのはMRIの検査だった。目をあけたら最後、気が狂いそうだったので、
検査の間中、目をギュッと閉じて一度も開けなかった。あれは拷問だよ〜(^o^;

ディズニーシーに行った時も、最後に乗ったのが『海底ニ万哩』で
ドアが閉まってから『あ、しまったこれはやばい』と青ざめた。
しかしかろうじてオットに手を握ってもらって助かった。
遊園地にはワタシが乗れるものが少なすぎる〜(*_*)




ぬいぐるみ。

以前にも少し書いたけれど
ワタシは縫いぐるみがあまり好きではない。
というより興味・関心がない。
小さいときからそうだった。

なぜだかわからないけれど。

で、友達の部屋に遊びに行くと
たくさんの縫いぐるみがあって
「ふふん、女の子だなあ」などと思ったり。
(自分だって女の子なのにね)

リカちゃんでお人形遊びはしたけど、
縫いぐるみは持ってなかったし
ほしいと思ったこともなかった。
縫いぐるみを抱いて眠るなんて考えもしなかった。

妹は父から(おそらくはパチンコの景品?)の
パンダの縫いぐるみをもらって
喜んでいたけど。
おなかの毛が変にカールしてて触った感じが気持ち悪かった。

ムスメも甥っ子も縫いぐるみ好きだ。
ムスメより甥のほうが好きかも。
今ハマっているのはリロ&スティッチかな。
ムスメはお人形遊びのほうが好きみたい。
縫いぐるみは抱いて寝るときと、ぜんぜん興味を示さないときがある。
依存がないのは良いことだ。
(でも寝るときにママは必需品らしい。)

昔、当時付き合っていた彼が
UFOキャッチャーで縫いぐるみをたくさんとってくれたけど
ちっともうれしくなくて
迷惑だった(爆)
それでも「ありがとう♪」なんていっていたワタシ。

オットと付き合い始めの頃
クリスマスに
アウトドアショップのトートバッグを
LLBeanの犬の縫いぐるみを添えて
プレゼントしてくれた。

「???」と思ったけど
なんとなくうれしくて
初めて縫いぐるみを抱いて寝てみた。

続かなかったけれど。

結局ワタシは縫いぐるみがすきなんだろうか。
キライなんだろうか。

ネコ飼ってみたら、
やっぱり本物のほうがいいみたい。




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