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frozen



この夏 ブドウをいただく機会が
何度かあった。
残念なことに あまり甘くなかったのと
家族はそれほどブドウが好きではないから なかなか減らない。
それにブドウは他のフルーツと比べて
料理のバリエーションが少ないから困った。
このままでは 傷んでしまう。
ネットで検索してみると
凍らせるのがいい ということがわかった。甘みも増すらしい。
さっそく 実を房から外しバラバラにして
ジップロックに入れ冷凍し食べてみる。
シャーベットみたいな食感。確かに最初よりも甘く感じる。少し溶けてからのもおいしい。
デザートにしてもいいし お弁当と一緒に持っていってもいい。炭酸水に入れて 流行りのフレイバー付きウォーターにもできる。
何よりいいのは傷んでしまう心配がなく
必要な分だけ使うことができるところ。

ときには こんなふうに
ものごとを「凍結する」のも
いいのかなと思った。
解凍後に思いがけない「オマケ」がついたりすることもある。
新しい見かたができたりするかも。
機が熟すまで 常温保存するもよし 凍結保存するもよし
何がなんでも「今じゃなきゃ」ということばかりではないのだろう。
たぶん きっと。
時間はまだある。

などと思いながら 冷凍ブドウをつまむ
8月最後の日曜日。



properly



しっかりしなさいよ と
母のこえがきこえる

しっかりしなきゃ と おもう
しっかり しなきゃいけないの?
と おもう

ねえ わたし しっかりしてるかな?

しっかり ってなんだろう
しっかりしなきゃだめなのかな?
もう しっかり したくないよ

ぜんぶ しっかり なんて
とてもできそうにない






choke



陸にいるのに
窒息しそう





sign



あんなに暑かったのに
お盆をすぎたとたん
すっかり涼しくなった

蝉のなきがら
秋の虫の鳴く声
青く高くなった空の色

しるしはそこここに

踊りながら去りゆく
夏のうしろ姿を見送る

(ようやく安心して眠れるような気がする)


August Blue



どんな夏も
永遠に続くわけではない

歯をくいしばるようにして
毎年やり過ごす8月
引き戻される
父との最後の一か月
もう20年たつというのに

夏をまた好きになれる時は
くるんだろうか


I can go everywhere



遠くへ行きたい

何処へも行きたくない



Heaven is on my side



しずかな
夏の
昼下がり

出かける予定がなくて
家ですごせる日曜日が
いちばんすき


18回目の夏。



名前が変わって
18年目


It's not me, it's You



山田ズーニーさんが講師の
表現力ワークショップに
参加してきた

ズーニーさんは
受講生の
「お産婆さん」になってくれるという

あるひとに届けたいメッセージを
書くという課題に
最初はキレイごとを思い浮かべてしまう

ワークで
自分のココロの
覗きこんでも見えない奥の奥に
いろんなことを問いかけていく
タマネギの皮をむくみたいに
薄皮を剥がして剥がして

相手になりきって
自分に言葉をぶつけてみたりと
格闘すること3時間
そしてついに
思いもよらなかった
感情を見つけてしまった

そうしてようやく見えてきた感情に
ピタリとハマる言葉を
集中して産み落とす作業

とても難産だった
もう投げ出して帰ろうかとも思ったけど
最後の最後にポロリと出てきた
本当に伝えたかった言葉

表現することを
絶対にやめたくないとおもった




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