最近 炊飯器ではなく 鍋でごはんを炊くことに夢中になっている。
そうやって炊いたごはんは ものすごくおいしい。
そして冷めてもおいしい。お弁当のごはんが全く別物だ。おいしすぎる!
しかしずっと炊飯器でごはんを炊いてきたから なかなうまくいかず たいていは柔らかすぎて いまひとつパーフェクトな仕上がりにならない。
ギブアップして炊飯器を使ってみたり。
だけどやっぱり味が・・・お鍋で炊いたごはんの味が忘れられない。
水に浸す時間を短くしたり火力を強めにしたり 蒸らす時間を少しのばしてみたりと いろいろ調節しているうちに ようやく上手に炊けるようになった。実際に加熱している時間はそれほど長くないし おかずを作っている間に組み込むタイミングもわかってきた。
マニュアル世代のまんなかで育ってきた自分は 何をやるにも失敗を避けたがる傾向があり 近道を探してマニュアル本を買ったり検索したり人に聞いたりしてしまいがちだ。けれど初めからうまくいくわけはないのだし 失敗の後 再びチャレンジして覚えたことは忘れにくい。観察し考え試行錯誤しながらじっくり取り組んでみると思わぬ発見も多い。その上でどうしてもわからないときは人に訊けば たいていは誰かが教えてくれる。たとえそれが真夜中でも。インターネットがある時代で本当によかったと思うのはこんな時だ。
だから
失敗 恐れるに足らず。
つべこべ言わずに
とにかく まずは やってみよう。触ってみよう。
すべてはそれからだ。