ずばり角川映画の洗礼を受けているので、
映画は原作を読んでから観るか、観てから読むか、
セットになっているかのように刷り込みされている気がする。
で、
先日ようやく「食堂かたつむり」を読んだわけです。
単行本発売当初から話題になっていて
ブックストアでも平積みされているのを見てはいたのですが
なかなか手にとる機会がなく。。。
文庫本が発売されて、映画化の知らせも聞いてやっと購入。
出張の移動時に片道で読み終わりました。
お料理がどれもおいしそうで
じゅるる。
簡単に言ってしまえば、
お料理好きな主人公と母とが食を通して理解しあう物語。
そういってしまうとあまりに簡単すぎる。
でもとても切なく、
公式サイトをみたところではキャストもイメージ通り。
採算が合う訳ないよ、とか現実的なことは考えずにひたりたい。
どこかの小さな村にこんな食堂があったなら
ぜひ 行ってみたいと思う。
料理の持つチカラは
食材の持つエネルギーと
作り手の愛情によって最大限に発揮されている。
そんな料理を家族に作りたいと切に願う。
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評価:
小川糸
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