ずっと、髪はナチュラルが身上だった。
オシャレにアレンジをしている女の子を見るとうらやましかったけれど、実際、自分にはどうも似合わない。
だから「手を加えていない(ように見える)スタイル」にこだわってきた。
パーマをかけずにナチュラルウェーブが活かせるカット。
瞳の色に合わせたカラー。ダウンスタイルで、頑張りすぎないこと。
しか〜し、だ。
年齢を重ねると共に、ナチュラル勝負が通用しなくなってきたのだ。
髪が痩せてきたからか?
ツヤがなくなったからか?
若さがあれば素の髪だけで、充分なのだ。
ある程度の年齢になると、手をかけているほうが魅力的に見える。
やはりきちんと感がないと、オシャレには見えにくくなってくるようだ。
先日仕事でお会いした同じくらいの年齢の女性が、
漆黒のつやのある髪をきれいに巻き、シックでとても素敵だった。
ホットカーラーなら、朝、5分で巻ける。
これからはもう少し、自分自身に手をかけていこう、と気を引き締めた。