July 2007  |  01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

Gone with the wind.

明日は明日の風が吹く。
くよくよしててもしかたがないよ。

それを教えてくれたのは
母だった。

さあて、寝ようっと。

飛んでけ〜。

「ママの『痛いの痛いの飛んでけ〜♪』って、すごく効くね。
『痛み8』ぐらいだったのが『痛み5』くらいになったよ!」

「そりゃ〜ママだもの」と言いながら
涙ぐんだのを悟られないように
ぎゅーっと抱きしめた。

痛いのが飛んでって、よかったね。
これ、いつまで効くんだろう。

焼きたてのパン。

ベーカリーの前を素通りするのは難しい。

日本人だからもちろんご飯も好きだけど、
ベーカリーで買う、おいしいパンが大好き。
昔、買ってきた焼きたてのパンの
ものすごくいい香りにどうしても抵抗できず
すぐにばくばくたべてしまったことがあった。
まだ切るのも難しいくらいの、温かいパン。
何もつけないで、そのまま味わった。

父はパンが好きだった。
三角に切った黒パンや、甘食も
みんな父に教えてもらった。
実家の朝食がいつもパンだったのは、父の好みだったのだろう。

出かけた先でおいしいパン屋を見つけるのは、楽しみのひとつである。
ちょっと固めの、全粒粉を使った胡桃入りのパンをワインと一緒に楽しむのも
美味しくてしあわせ。
今が旬のトマトを使ってブルスケッタを作れば、ワインもすすむ。

夏のシアワセ。

農家の野菜直販所で
おばさんが
「茄子がなかったら生きていけないわ〜」と
話しているのが聞こえてきた。
わかるなあ。

食卓に
茹でたての緑鮮やかな枝豆。
真っ赤なトマト。
ぴちぴちの茄子。
金色のとうもろこし。

これぞ夏のシアワセ。

母の涙。

母が泣くのを見たのは、今までたった二回だけだ。

初めて母が涙を見せたのは、学生時代の親友の訃報を知ったときだった。
高校生だったワタシは戸惑いを隠せなかった。だって母は泣いたりしないと勝手に思い込んでいたから。
そして自分には母を慰める言葉が見つけられないことが悔しかった。

二度目は父が亡くなったとき。
病院で息を引き取った父を家に連れて帰ってきた晩のことだ。
家族だけになり、夜中の2時を回り疲れからすこし眠気が襲ってきたので横になった。
しばらくすると台所から母の泣く声が聞こえてきた。
押し殺した声ではない。手放しで泣いていた。
「どうして死んじゃったのよ、パパ」
それを背中で聞きながら気づかれないように声を殺してワタシも泣いていた。
一緒に手を取り合って泣きだしてしまったらもうどうにもならなくなってしまうような気がして怖かったのを覚えている。
看病に通っているあいだも息を引き取ったときにも泣かなかった母が、そのときだけは思いきり泣いたのだった。

今、親になったワタシはといえば実はもう2回はムスメの前で泣いている。
2才のころ、どうにも言うことを聞かず
どうしたらいいのかわからなくなってムスメの前で泣いた。
ムスメはびっくりして頭をなでてくれたっけ。
3年生の3学期、ムスメがどうしても学校に行きたくないと
不登校が続いた頃にもつらくて泣いた。
「なんでママが泣くの」と不思議そうな顔のムスメ。
なんだか情けない親である。

母がもう泣きませんように。
少なくともひとりでは泣きませんように。
ワタシももうムスメの前では涙を見せない。

ヒミツの呪文。

最近、ムスメはおまじないに凝っている。
洗顔料を泡立てるとき、
「誰にも聞かれないように『ミルテ』と七回呪文をとなえると、
美肌になれるんだよ。耳ふさいでて」と
大真面目な顔で実践中。
ママもやれと言う。

「ミルテミルテミルテミルテミルテミルテ…」

ひとりでお風呂に入ったときも、
ムスメの顔が浮かんで
つい呪文をとなえてしまうのだった。

あぶないよ!

今、車を運転していたら
道路を何かが走っているのが見えた。

鳥?
カラスかな?
いやカラスにしては大きい・・・



それは雉でした。
オスなので色がきれい。

車の前を横切って行った。

ちなみにワタシは桃太郎じゃありませんよ(笑)

おいしいものを食べるのは大変だ。

ムスメのリクエストで餃子を作ることになった。
足りないものをムスメが買いに行ってきてくれる。
ひき肉に下味をつけて、野菜を刻んでいるとオットが帰宅。
刻んだ野菜の水気をしっかり絞ってもらう。
けっこう大変な作業で、オットが
「おいしいものを食べるのは大変だ〜」といいながら
ぎゅうぎゅう絞ってくれた。
「でも買った餃子っておいしくないもんね。」とワタシ。
「たしかに。」とオット。

三人で力を合わせて作った餃子。
おいしくパリッと焼きあがり
あっというまになくなってしまいましたとさ。

タオルケット。

洗いたてのタオルケットに
くるまって
頬ずりした。

しあわせの感触。

ちいさいころの
お昼寝の記憶がよみがえる。
いつかのなつやすみ。

蝉の声が聴こえてる。
たぶん今日、夏になった。

スタイリストが欲しい。

買い物のついでにセール中の服の売り場をのぞいてみた。

しばらくいろいろ見て回るけど、
買いたいものが見つからない。
ワタシに似合う服なんてあるんだろうか・・・orz

ましてや今の流行がふわっとしたカジュアルなラインなので、
なおさらみつからない。
(この手の服はすごく太って見えるから避けてる)

先日買ったチュニックは
結局オットから『ごめんやっぱり似合わないわ宣言』とされた。
「死んだばあちゃんおもいだすんだ、柄が(笑)」だそうだ。
そうなるともう着る気になれない。オットはお世辞は言わない。
似合わないものは似合わないとはっきり言う。

一着だけ、気に入ったシンプルな麻のワンピースがあったけど、
ノースリーブだしたぶんサイズ的にムリなので
あきらめた。
結局何も買わずに店をあとにする。

スタイリストさんがいたらなあ〜。
みんなどうやって洋服選ぶの?

123>|next>>
pagetop