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大晦日。

大晦日には母の買い出しについてゆくのが好きだった。
市場は普段にも増して活気にあふれ、人が多くにぎわっている。
正月用の花、塩鮭、和菓子、最後に生そばを買う。
母とはぐれないよう小走りになりながら、
その雑踏を歩くと大晦日なのだとしみじみ実感できるのだった。

そのころはまだ個包装のお餅がなかったので、
年末になるとお餅屋さんに頼んだのし餅が届けられた。
それを切り分けるのは父の役目と決まっている。
こどもたちは待ちきれず、せめて端っこの細く余った部分をもらって
焼いて食べるのが大好きだった。

それから父は毎年お正月のためにゲームを買ってくれた。
みんなで遊べる大判のボードゲームをひとつ。
それでお正月や冬の間、みんなで遊ぶのだ。
みんなが大きくなってくると、「ドンジャラ」。
そしてマージャンも教わった。父の忍耐強さには感心する。
あんな複雑なゲームをこどもたち全員に仕込むなんて、
よく嫌にならなかったと思う。
ただ点数計算ができるのは父だけだったので、父が亡くなった後は
家族マージャンもしなくなってしまった。

大晦日の夜には、みんなで軽いオードブルを食べながら
わいわい見ていた紅白歌合戦が終わり、
「ゆく年くる年」をBGMに母の茹でてくれた年越しそばを食べる。
夜更かしすることを許される唯一の日。
そんな年越しが懐かしい。

年の瀬。

昨日は大ゴミだし大会をしながらも
この年の瀬の忙しい時なのに、現実逃避してアップルパイを焼いた。
冷凍パイシートを使ったから、りんごを煮ただけ。
でも、焼きたてはおいしい!
夜には簡単にカレーも作った。
冷蔵庫の中身の片づけも兼ねて。

ムスメの部屋に大量にあった雑多な「モノ」たちを
どんどんゴミ袋にいれる。
紙がとにかく多いし、へんな「おまけ系」や「付録系」のカワイイものとか
よくこんなにあるもんだ。
大きなゴミ袋に2つでもまだありそう(^。^;;
部屋が広くなった。

今日はムスメの部屋を模様替えして、
大掃除して終了の予定。終わるのか???

妨害ニモ負ケズ。

昨晩せっせと住所録入力に励むワタシ。
まずは宛名を印刷し、つぎにウラを・・・と思っているのに

チビーナがワタシの顔を見て何か訴える。

o><)oモォォォォ〜ッ!!

要はブラッシングしてほしいんですね。

ムスメは夜遅くなってもいっこうに寝ない。

o><)oモォォォォ〜ッ!!

すねてるし。要は一緒に寝たいんですね。

こんどはそれまでゲーム三昧だったオットが
急に「なんだか具合が悪い」と言い出す。

o><)oモォォォォ〜ッ!!

足裏マッサージをしてあげる。要はかまってほしいんですね。

これじゃ
年賀状間に合わないよ〜。
結局昨晩印刷はあきらめて寝た。

でも、よくよく考えたらムスメと先に寝て
今朝作業すればよかったな。
ムスメ、ごめんね。...ρ(..、)ヾ(^ー^;)ヨシヨシ

さて、やっと年賀状は完成。
次は大掃除です。しかし寒い・・・・外は雪模様。
風もビュービュー。

年賀状できた!

遅ればせながらやっと年賀状完成!(デザインが)
撮影:オット
レイアウト:ワタシ
画像加工技術協力:オット
プリント:ワタシ

これから印刷にかかります。
しかしムスメが「この写真を使うな」とぶーたれております。
よって寝てからこっそり印刷します。

さて
どんな
年賀状でしょう

ちなみに昨年交換させていただいたblog仲間の方には
お差し支えなければ出す予定でおります。
お楽しみに(笑)


はぁ〜。

また元旦には着かないかも???イツモノコトヨ。。。

シアワセって。

ムスメがぼやく。

「DSライト欲しかったな・・・・・サンタさんがくれた、
たまごっちスクールも、本も、
たまこ姫のロイヤルカード(2500円で義母が購入!!!)も嬉しかったけど、
やっぱりDSライト欲しいなあ。。。。」

お年玉はそんな大金もらえるわけもなく、まず買えそうにない。

「たまカップ用に貰うお金を全部使ってしまわないで、
半分貯金すればすぐに貯まるんじゃない?」とワタシ。

「楽しみを我慢しなきゃダメなの?」

そりゃそうに決まってるだろ・・・

「ママは欲しいものってある?」
「パパとあなたとチビがいて、住むところがあってごはんを食べられるから、
もう何もいらない。別に欲しいものないよ。」
「・・・ママって夢がないのね。」

そうじゃなくて・・・

我慢することも知ってほしい。
お金やモノだけじゃないことも知ってほしい。
でもいまはまだ、『物欲のかたまり』でもしかたないのかな。

誕生日は2月。
買ってあげたい気もするけど、何せ高い上に手に入りにくい。
ちょっとこどものおもちゃとしては高すぎると思うのは
ワタシだけだろうか・・・
子供の頃、親にどうしても買ってもらえないものって、あったはず。
聞いてみるとクラスでDS持ってるのは38人中7人だというから、18%。

このまま突っぱねるか。
誕生日にフンパツしてサプライズプレゼントするか。

悩みどころである。

きらきら。

昨日は青空のクリスマス。
この時期には今まで記憶にないほどの
いいお天気だった。

普段お寝坊のムスメが
起こさなくても飛び起きてきた。
サンタからのプレゼントを抱えて。

ひとつひとつ包みを開いては
目を輝かせている。
「わあっ!」
すべてはこの顔が見たくてしているのだから。

仕事に出かける前にバタバタして
ムスメに「洗濯物を干してくれる?」と頼んでみたら
「いいよ!」と快く引き受けてくれた。
さらには「遅れちゃうから急いで行かないとだね!」と励まされた。
成長したムスメの言葉に感激して車に乗る。

帰ってから一緒におやつのケーキを食べた。おいしかった。
かわいた洗濯物はちゃんと物干しからはずしてあった。

クリスマス・イブの夜は更けて。

結局クリスマスディナーの写真は撮れなかった。
食いしんぼたちが待っていられなかったから。

昼間から準備を進めて、赤ピーマンのグリルと
プチトマトのブルスケッタを先に作っておき、
ムスメはサンタに渡すためのクッキーを焼く。
クリームチーズのディップも用意した。

夜7時からパーティー開始。
初めて作ったチキンの蒸し揚げは
ガーリックパウダーが効いていてとてもおいしい。
スパークリングワインをふたりで空けてすっかり酔っぱらう。

ムスメはまだすっかりサンタを信じている。
NORADでサンタのいる場所を確認しながら、
自分でさっさとお風呂にも入って寝る準備。
サンタと記念撮影するんだと張り切っていたが
もちろんあえなく撃沈だ。

ママサンタはプレゼントを準備。

ムスメが用意したミルクを飲み干し、
クッキーを回収、手紙を読んで返事を書く。
筆跡でママだとバレそうなので英語で。

「クッキーとミルクをありがとう、ルドルフにもにんじんをありがとう。
写真一緒に撮れなくてごめんね。また来年会いましょう」

いつまで信じていてくれるかな。
少しでも長く信じていてほしいと願う。

クリスマスケーキ。

ワタシがまだ小さい頃、ある年のクリスマス。
クリスマスケーキを父が予約してきた。
いよいよその日、ワクワクしながら届くのを待つ。
夕方になり、外はだんだん暗くなってきた。
おりしも雪が舞い降りてきて、ホワイトクリスマス。
しかしいくら待ってもケーキは届かない。

母が電話して尋ねると
もうお届けしましたと店の返事。
おかしいなあ。。。
携帯などない時代、配達の人が戻るまで確認のしようがない。

しばらくすると近所の同じ苗字の方から連絡が。
「お宅のケーキが間違ってうちに届いていますよ」
父が仕事の帰りにそのお宅に寄ってひきとり、
そして無事、我が家にクリスマスケーキが届いたのだった。
フタをあけたときの感動は今でも忘れられない。
それは真っ白な生クリームたっぷりの
大きなイチゴのショートケーキ。
余計な飾りのないシンプルなもの。
キャンドルをつけて、きよしこの夜を歌って、
切り分けてもらったケーキの大きなことといったら。
ほんとうにほんとうにおいしかった。

食べ切れなかったケーキを翌朝朝食に食べる。
そんなことが許されるクリスマスって
本当にステキだと思った。

そうやって両親にもらった感動や思い出を
今度はムスメにたくさんあげたいと思う。

Merry Christmas!!!!

おやつの盛り合わせ。

子供の頃のおやつはいつも「盛り合わせ」だった。
家に帰ると、母が用意してくれているのは
お皿にいろんな種類のお菓子を数個ずつ載せたもの。
ポッキー5本、イチゴのキャンディー2個、おせんべい1個、という具合。
手作りのドーナツや、パウンドケーキがのっていることも。

でもワタシたちきょうだいの夢は
『ポッキーを一箱、ひとりで食べてみたい!』だったのだ。
実際、弟がお友達のお誕生会で
「ひとり一箱ずつポッキーをもらったんだよ!」と、
大感激して帰ってきたことがあったほど。

ところがずっと後になってから、
当時よく家へ遊びに来ていたひとりっ子の親友が言った。
「あのおやつの盛り合わせ、すごくうらやましかった!」
ひとりっ子だから、ポッキー一箱もらうことはあっても、
逆にこういう経験ができなかったのだ。
考えてみたら、一度にいろんな種類を食べられるなんて
ステキなおやつタイムだ。

サンタの秘密。

毎年、11月の終わりになると、
クリスマスに欲しいものを手紙に書く。
それを母に渡してサンタに送ってもらう。

そして12月。第二か第三週日曜日になると、父と母が出かける。
末っ子は赤ちゃんなので連れていくが、他のこどもたちはお留守番だ。
その頃住んでいた家は市の中心部から結構離れていたのに、
今考えるとよくこども3人置いてでかけたものだ。
おそらく3時間以上は留守番していたと思う。
しかし両親には、みんなを連れていけない理由があるのだ。
長女のワタシは気付いていた。
父と母が帰りに持っている大きなバッグの中身は、
みんなのクリスマスプレゼントだということを。
それでもクリスマスの朝に目が覚めると、
枕元に希望のプレゼントが置かれているのはとても嬉しかったし、
幸せな気分だった。

サンタの秘密は、結局誰にも言わないままだ。
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