テレビで「私を変えた親のひとこと」をテーマにした番組を見た。
「がんばらなくていいよ」
「あなたの限界を決めることができるのは、あなただけ」
などなど、親心あふれるさまざまなエピソードが紹介された中
いちばん記憶に残ったのは
石原都知事のインタビューでの、ちょっとテーマとは関連のない
なにげないひとこと。
「私はみんな大人になった今も、孫よりこどもがかわいいですからね」
世間一般では、『目の中に入れても痛くない』と表現される孫。
無条件でかわいいとよくいうけれど、
こどものほうがかわいいと言い切った石原氏、さすが。
親でもあるけれど娘でもあるワタシとしては、なんだかうれしい。
いつまでもこどもはこどもだし、親は親なんだと思えた。
孫が可愛いのは単に小さいから?責任がないから?
こどもの小さかったころを懐かしく思い出せるから、ではないのかな。
まだ孫がいないから、本当のところはわからないけれど。
(祖父祖母が遠くに住んでいて、具体的に可愛がられた記憶が
あまりないので少々ヒガミも入っているかもしれない)
しかし、はっきりとそうは言わないが、
ハハも実は内心そう思っているのではないかという気がしている。