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母へ。

ずっとずっと、自分を守って生きてきた。
他の人が自分の中に踏み込んでくるのを恐れてきた。
子供の時から、母がそうしているのを見てきたから。
それが正しいのだと思い、自分で考えることをしなかった。
母はそれくらい、自分にとって大きな存在だった。
母が肯定するもの
母が否定するもの
それが一番間違いがないことだと 委ねてきたんだ。

母は友人との密な交流をしていなかったし
ひとりの時間をで楽しむのが上手な人だった。
子育ても家事も裁縫もなんでもできた。
よき妻で、いい母だった。
たくさん愛してくれた。

けれど母が本当に心の奥底で
女性として何を考えていたのかは
結局分からずじまいだ。
もっともっと話したかった。

母がこの世にいなくなって
何年たってもなお
その影響から抜け出せない
情けない娘より
愛を込めて。

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