春も夏も秋も冬も
あなたをずっとおもっている
笑いながらあるいていこう
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大晦日、キッチンにて。


お正月の朝に食べるための
お煮しめとお雑煮を作っているところ。
舌の記憶をたよりに
あとは料理本とネットを検索しつつ。

母におせちをきちんと習っておくんだったと
ほんとうに後悔しきり。
うちのお煮しめには確かこんにゃくは入っていなかったはず。
お雑煮のだしはどうやって取っていたんだろう。

思えば普通の料理でさえ
夕食の買い物をしながら
電話で作りかたを聞いたものだった。

もう母に教わることはできないのだから
なんとか自分のスタイルを確立して
ムスメに伝えられる かな
無理矢理にでも教えるべきなのかな。





青のりかけごはん。
ごはんの友にもいろいろあるけれど
そういえば昔
おちゃわんによそった ほかほかの炊きたてごはんに
青のりを振って
おしょうゆをたらして食べたっけ。

これはもともと、父が好きだったもの。
あまりにおいしそうに食べるので
真似して食べたら
やっぱりおいしいのだった。

そういえばずいぶん食べてないな。





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プリン。
去年の今頃
母はホスピスに入院した

だんだん食事を採ることができなくなっていった
でもプリンだけは
よろこんで食べてくれた

うれしくて
まいにち
買っていった

今も
プリンを食べるたび
母を思う



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ドーナッツ。
最近、どういうわけか
やたらドーナッツが食べたい。

ドーナッツ それは
炭水化物と油と砂糖という
恐るべき「余分三姉妹」で できているというのに

それも
ミスドとかのではなくて
ホームメイドな感じのもの。

そういえば
こどもの頃に(まだ、ミスドなんてなかった頃だ)
母がホットケーキミックスで作って揚げてくれた
お手製のドーナツは
油をがっつり吸いこんで重く
砂糖は粉砂糖でなく白砂糖という
ちっともおシャレではない代物だったけれど
なぜだかとてもおいしかった

自分でもやってみたけどうまくいかない。









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絹さやの筋を取りながら。
新鮮な絹さやが手に入った。

筋を取りながら
記憶がよみがえってきた。

母がキッチンから居間へお盆を持ってやってきて
隣に座り、絹さやの筋を剥いている。
その作業を隣で眺めつつ
おやつを食べながらおしゃべりしている自分。

絹さやが好きだった母が
よく作っていた
おみおつけ、卵とじ。

いつからか絹さやの筋とりは
ワタシの担当になった。
最初はうまくできなかったけれど
じょうずになり

いまもこうして絹さやを下ごしらえ。

あざやかなグリーンが
母を思い出させる。









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羊羹。
食後、お茶の時に
いただきものの胡麻羊羹を切り分けたときのこと。

その厚さ、推定7mm。

オットが
「ずいぶん、薄い〜」と嘆くのを聞いたとたん、
するすると記憶がよみがえった。

何年も前に、実家で母とおやつの時間に羊羹を食べているとき
「家で食べるのに、好みでこのくらいで切っているけど、
お客様にお出しするときはもっと分厚く切るのが正式なのよ」
と母が言っていたのだった。

ねえ、母、今頃になってあのときのことを思い出しました。
お客様に出しちゃったのじゃなくてよかったわ。

実際、昔のような
齧ると歯が甘さで痛くなるほどに甘い羊羹は
7mmくらいのほうが食べやすい気がする。
最近はあまり甘くしないのが流行のようで
素材を生かしたほのかな甘みだから
厚くてもだいじょうぶ。




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なべしぎ。


農家の直売所で、新鮮でつやつやした万願寺ししとうをゲット。
おいしそうなナスも一緒に買ったので、なべしぎを作った。

作りながら、ふと思い出す。

母が作ったなべしぎがおいしかったので、
自分でも作ってみようと思い、母に電話して聞いてみたことがある。
しかしその時母は、いくら説明しても、
なべしぎのことをまったく思い出せなかった。
結局、こんなかんじかな、と適当に作ったら案外おいしくできた。
今思えば、母の症状はこのときすでに始まっていたのだと思う。

そんなことを思い返していたら、
かつて毎日のように
台所で夕食の支度をしながら
献立のことを母とメールしたり
電話で話したりしたことが次々に浮かんできて
ついに泣いてしまった。

宿題をしていたムスメが
「はいはい、ママ、だいじょーぶよ」と
なぐさめてくれる。
(どっちがママだかわかりゃしない)

たくさんできたなべしぎ。
お昼のお弁当にも入れてきた。

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ホウレンソウのソテーと、粉ふきいも。
記憶が正しければ、初めて作った料理らしい料理は
ほうれん草のソテーと粉吹きいも、だった。
それも、家庭科の調理実習で。
教科書通りにきっちりと作業を進めたっけ。

結婚するまで、ほとんど料理をしなかったけれど
それでも母と並んでキッチンに立った時に
そばで見て学んだことはかなり多い。
まだ教わっていない料理もたくさんあるというのに
もうこの先、教わるチャンスがないかもしれない。
今頃になって気づいた。

だから毎日バタバタと忙しくても
面倒がらずに なるべく今のうちに
ムスメと一緒に料理をするようにしようと思う。



JUGEMテーマ:つぶやき。


父の日と鰻。


ウナギの思い出。

ワタシがまだ小さかったころ・・・・
母方の伯母や祖母が遊びに来たことがあって
そのとき父が地元でもかなり有名なウナギのお店へつれて行ってくれた。


そこで食べたうな重のおいしかったこと・・・・・・!!!!!

食の記憶というのはほとんどにおいて
美化されがちではある(シチュエーションも加わって)にしても
素晴らしくふっくらとして舌の上でとろけた。

キモスイというものも初めて見た。

ウナギの心臓を入れたお酒?も。

今もその店はちゃんとある。老舗だ。

でもきっと今行ったとしても
あのときと同じ感動は二度と味わえないかもしれない。
あの日あの店に連れて行ってくれた父はもういないから。

だから
スーパーで中国産の安いウナギの蒲焼を買って
「ひつまぶし」にして
家族3人で食べるだけでも
しあわせで充分おいしいと思う。

※右がワタクシ、左は妹です。




アーモンドチョコ。
箱入りのアーモンドチョコを買った。

このチョコは父の好物だった。

父が亡くなったとき、ハハが棺に入れていた。免許証と一緒に。

このパッケージはずっと変わらずにいてほしい、と思う。

ひとつ口に放り込むたび、

父のことを思い出す。