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呪縛。

こどものころに躾けられたことたちは
身体にしっかり染み込んでいて
呪縛になっているから
絶対に破ることができない

本や新聞を足で踏んではいけません
足が曲がりますよ

肘をついてものを食べてはいけません

数々の母の言葉が
耳の奥にこびりついている

これを破るのは
自分のアイデンティティを
根幹から揺さぶられるくらいの
おおきなこと


母へ。

ずっとずっと、自分を守って生きてきた。
他の人が自分の中に踏み込んでくるのを恐れてきた。
子供の時から、母がそうしているのを見てきたから。
それが正しいのだと思い、自分で考えることをしなかった。
母はそれくらい、自分にとって大きな存在だった。
母が肯定するもの
母が否定するもの
それが一番間違いがないことだと 委ねてきたんだ。

母は友人との密な交流をしていなかったし
ひとりの時間をで楽しむのが上手な人だった。
子育ても家事も裁縫もなんでもできた。
よき妻で、いい母だった。
たくさん愛してくれた。

けれど母が本当に心の奥底で
女性として何を考えていたのかは
結局分からずじまいだ。
もっともっと話したかった。

母がこの世にいなくなって
何年たってもなお
その影響から抜け出せない
情けない娘より
愛を込めて。

号泣

夢のなかで

元気な母に会って

号泣した。

二度、母を失って

また泣いた。

後悔。

いちばんの後悔は
梅干しのつくりかたを
きちんと教わらなかったこと。

母のつくる梅干しは
とてもおいしかった。


母へ。

ハハ

あの時から
もう一年がたつんですね

ムスメはずいぶん、背が高くなりました。
オットには相変わらず助けてもらってばかりです。

仕事はなんとかやってます。
チビーナも元気にしてるよ。

なんだかずいぶん遠い日のことのような気がします。
周りのみんなに支えてもらいながら
毎日暮らしています。

これからも、そこから見ててね。




母の日は。。。

今年から
もう


母の日は
いらないよ。


白いカーネーション


受け取ってくれるわけじゃなし






さびしいから


買わない。



JUGEMテーマ:つぶやき。


こんな春の夕方。

こんな春の夕方には
やすらぎ堤を散歩したくなる。

あの日みたいに。
母といっしょに。

母がいない、はじめての桜。










悔やまれること。

ワタシがまだ、
母のおせちの作り方をマスターしていないというのに、
母は逝ってしまった。
結婚するまで、料理に関心がなかった。
今思えば、結婚してからだって
教わる時間はあったのに。
自分の舌の記憶で
いろいろ試していくしかない。
うまくムスメに繋いであげられるだろうか。
母、ごめんなさい。

お雑煮、お煮しめ、きんとん、黒豆、なます。
やはりお正月はきちんとやりたい。

言っては、いけない。

生前、母は怒ると

「あなた、出て行っていいのよ」


言った。

決して
「出ていきなさい」
とは言わなかった。

だから それだけは
ムスメにも
ぜったいに、言わない。

昼下りのjazz。


真夏の昼下がり、
ムスメと街へ出た。

商店街では、jazzライヴが行われていた。
通りには椅子とテーブルが置かれ、屋台もあったのでムスメと遅い昼食をとることにした。

スリランカ風のカレーとナン。冷たいカルピス。
甘いサックスの音色。

心地よい風が吹き抜ける。
こういうイベント、母が好きだったな。

そのとき
母がテーブルの向こう側の椅子で
リズムをとっているのが見えた気がした。
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